2021年02月19日

ORCA用プリンターとしてのRICOH SP 3700

RICOH SP 3700を納入することになり、ORCAでの動作を検証しました。
廉価モデルであるにもかかわらずPostScript互換機能が付いているのは嬉しいところです。

Linux用ドライバーも配布されていますが、B5が印刷できなければ用紙トレイの指定もできないという何とも残念なシロモノです。検証したところ高速ではあったので、レセプトを印刷するような用途にはいいかもしれません。

PS互換機能のPPDはOpen Printingにて配布されており、これを使用するとB5 JISにも対応していて全く問題ありません。しかし速度は控えめです。

トナーは最近珍しいドラム一体型で、これはなかなかに評価が高いです。別々に購入したりするの面倒ですものね。

用途は限定されるものの、ORCAのプリンターとしてしっかり動作しそうで安心しました。
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2021年01月22日

NEC MultiWriter 5300とUbuntu 18.04 LTS以降

MultiWriter 5300はUbuntuで動作するPDFプリンタードライバーがありますが、Ubuntu 16.04 LTSではこのドライバーで印刷できていたものの、18.04 LTS以降は印刷できなくなっていました。しかたなくPCL6用の汎用PPDを少しカスタマイズして使用していましたが、プリンターのエラーが多く、困っていました。

久しぶりにドライバーの配布ページを見ると、新プリンター(7200)が対応機種に入っているばかりか(5350が入っていないのが少し不思議ですが)、Ubuntu 20.04 LTSでも動作確認しているというではありませんか。

手元でも試してみましたが当然印刷できず、動作確認せずに情報だけ書き換えたのかな? とは思ったものの、試しにファームウェアを最新にしてみたらどうだろうと思ってやってみたら、これがビンゴでした。

すなわち、今までUbuntu 18.04 LTS以降で印刷できなかったのはドライバーの問題ではなく、プリンターの問題だったのです。

しばし脱力しましたが、プリンターのエラーがなくなったという社内での評価もあったので、結果オーライではないでしょうか。

追記(2021/09/17)
と書いておりましたが、ファームウェアをアップデートしても印刷できない事態が頻発していました。
どうも6月に新しいドライバー(1.1.3-4)がリリースされており、これでまた挙動が変わるかもしれません。
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2020年10月07日

非接触式受付システムのご案内

概要
昨今の感染症拡大を鑑み、患者と受付で診察券等のやり取りを削減できれば、お互いに安心安全な診療が可能となります。
そのような要求を受けまして、この度非接触式で受付を行うしくみを構築しました。
もちろん診察券を発行する受付業務の削減にもなります。
診察券にバーコードを印刷し、再診時に非接触式バーコードリーダーで患者番号を読み取り、その情報をORCAの受付として登録します。

手順
まずはORCAで患者登録を行います。
診察券を発行するため、Web画面で患者番号を入力します。
hakko.png
するとバーコードが印刷された診察券が発行されます。
card-sample2.png
診察券を患者に渡します。

再診時、受付にあるバーコードリーダーに診察券をかざします。
barcode-reader.png
すると患者番号がWeb画面に入力されます。
uketsuke.png
ORCAの受付に表示されます。
orca.png

受付業務は診察券を発行する際に患者番号を入力するだけ、患者は持参した診察券をバーコードリーダーにかざすだけのシンプル操作です。

着目点
医療機関・薬局等における感染拡大防止等の支援の対象になることが見込まれています(2020年10月上旬現在)。
診察券発行はWeb経由で行うことを前提としていますが、ORCAクライアント(glclient2またはmonsiaj)でもユーザープログラム経由で発行することは可能です。日レセクラウドではユーザープログラム機能がないため、Web経由になります。
受付にWindows PCがある、ないし新規購入することを前提としていますが、Ubuntu PCのみの場合でもR1-ORCA 64 PETで対応可能です(要検証)。
受付用にUbuntu PCを設置するのは必須です。Windowsでは動作しません。
バーコードリーダーの設定をカスタマイズし、二重読み取りなどを防いでいます。
ORCA単体の受付機能とも併用可能です。手動で受付入力を行い、順番を変更することもできます。

お問い合わせ
詳細は弊社(contact@appcel.jp)までお問い合わせください。

パンフレット
上記の内容をほぼそのままPDFにしたパンフレットを用意しました。
posted by 株式会社アプセル at 15:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年08月21日

Ubuntu 20.04 LTSのデスクトップにフォルダーのショートカットを置きたい

内容としてはタイトルのとおりですが、18.04 LTSまでのファイルマネージャー(Files、旧名Nautilus)ではデスクトップフォルダーも他のフォルダーと同じように扱うことができていました。
しかし、20.04 LTSでは(正確にはもう少し前から)この機能がなくなり、デスクトップに置いたファイルやフォルダーを表示することができなくなったものの、GNOME Shellの拡張機能(gnome-shell-extension-desktop-icons)をあらかじめインストールすることによってこの機能を再現しようとしています。
とはいえ前と全く同じというわけにはいかず、いろいろと制限があります。今回はとあるフォルダーのショートカットをデスクトップに置きたいという場合の解説です。

当然シンボリックリンクを作るようなことはできず(正確にはシンボリックリンクは作れるけれどもデスクトップに表示されない)、このような場合には.desktopファイルを作ることになります。仕様書を読むと"Type=Link"とすればよさそうですが、残念ながら非対応です。

例えば/home/appcel/testというフォルダーのリンクを作りたい場合は、デスクトップに次の内容でテキストファイルを作成します。
[Desktop Entry]
Name=Test
Type=Application
Icon=org.gnome.Nautilus
Exec=gio open /home/appcel/test
作成後、デスクトップでこのファイルを右クリックすると「起動を許可する」というメニューがあるので、これをクリックすると有効になります。

関連付けしてあるアプリケーションを自動的に選別してくれるxdg-openというコマンドがあり、最初はこれを使用しようとしましたが、現在はdeprecatedでgio openを使うのが正しいのだそうです。

20.04 LTSではデスクトップの扱いが従来とは全然違うため、他にもいろいろとハマりどころがあるのではないかと考えています。

追記:
全く同じものが18.04 LTSでも機能しました。
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2020年06月20日

Ubuntu20.04をインストールしてみました

こんにちは。daihyouです。
先日、手元のPCにUbuntu20.04をインストールしてみました。
もうずっと何年も前からそうですが、私のような素人でもインストールできて、
通常の使用には全く問題ないです。
事務所でメールとウェブブラウズができて、オフィスソフトが使えて、日本語入力ができて、
USB接続で外部媒体にバックアップができて、23インチ液晶モニターでツインモニタが使えれば、
私の通常業務では、十分です。
Ubuntu本家、Japaneseチームの皆様にはいつもながら本当に感謝です。

同時にopenJDK11 と NetBeansをインストールしました。
NetBeansはなんと12がパッケージングされていて、びっくりしました。
ORACLE時代は5、6年(感覚的な数値)くらい前のバージョンでパッケージがストップしていたのに、
リリースされて数日のバージョンを入手できて、とても嬉しかったです。
これはApacheに移管されたせいか、snapパッケージになったことで新たなパッケージャーが増えたのか、
素人にはわかりませんが、素晴らしいですね。

ほんの少しひかかったことは、openJDKをインストールするときに
sudo apt install openjdk-11-jdk-headless
と叩いてしまって、NetBeans起動時にスプラッシュ・スクリーンが表示されずにコケたことくらいでしょうか。

posted by 株式会社アプセル at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月01日

オンラインでの打ち合わせについて

弊社はこの年末年始に引っ越しをし、ミーティングスペースとして6人がけの椅子とテーブルを用意しました。

しかし、ある程度落ち着いて来ていただける状況になった頃には新型コロナウイルス感染症の影響で気軽に来てくださいと言える状況ではなくなりました。
DSC_0139-mini.JPG
とはいえ打ち合わせが不要になったのかというとそういうわけではなく、必要な場合はオンラインで行っています。オンラインでの会議サービスもいろいろありますが、弊社では自前でホスティングしているNextcloud Talkを使用しています。

打ち合わせが必要になった段階で弊社(Appcel Nextcloud)よりメールをお送りします。ログインに必要なユーザー名が書かれていますが、原則としてはメールアドレスです。
パスワードは設定されていないため、「Set your password」をクリックしてパスワードを設定してください。
set-your-password.png
設定後、ログインして左上にある「トーク」アイコンをクリックしてください。
nextcloud-talk2.png
なおWebブラウザーはGoogle ChromeないしFirefoxにしてください。Internet ExplorerやMicrosoft Edgeでは正しく動作しません。ただしMicrosoft EdgeはChromium(オープンソース版Google Chrome)ベースのものも配布されているので、おそらくこちらでは対応していると思われます(動作未検証)。

開始時間になるとこちらからグループの作成ないし通話を開始した旨の告知が行きますので、「通話を開始」をクリックしてください。
するとPCに接続されているWebカメラとマイクを選択するメニューが表示されます。
Screenshot from 2020-05-01 16-01-05.png
使用するWebカメラとマイクを選択し、「許可する」をクリックしてください。
なお、この画像はFirefoxのものであってGoogle Chromeでは別の(類似した)ダイアログが表示されます。

今のところは4名まで同時に打ち合わせができております。
Webブラウザーに制限があるのはしんどいですが、クライアントアプリケーションを必要としないのは気軽でいいのではないかと考えています。
posted by 株式会社アプセル at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2020年02月13日

Ubuntu 18.04.4 LTSにはご用心

本日Ubuntu 18.04.4 LTSがリリースされました。

これを納品前サーバーで起動してみると、マウスポインターが見えませんでした。おそらくグラフィックスがIntel/AMD/NVIDIAだと問題ないのですが、サーバー機などMGAの場合にこの現象が出ていると思われます。

更に問題なのは、18.04.2/18.04.3のインストーラーからインストールした場合、18.04.4のカーネルにアップデートしてしまうことです。今後18.04.5がリリースされると、また上がります。

原因はおそらくカーネルないしグラフィック関連パッケージによるものなので、これを18.04.1相当に下げてやれば問題が出なくなると思われます。またインストール時に18.04.1のインストーラーからインストールすると、カーネルのバージョンが上がらないので安心して使用できます。

まとめとしては、特段の問題がない場合は18.04.1のインストーラーからインストールするのがいいでしょう。弊社はそうしていますし、可能な限りカーネルのバージョンアップはしたくないものです。
posted by 株式会社アプセル at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドD ソフトウェアVPNからTLS 1.2へ

Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウド@ L2TP/IPsec
Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドA 印刷ができない!
Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドB 用紙サイズがA4になってしまう!
Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドC push-exchangerの使用は有料

このように印刷の問題が解決されたため、L2TP/IPsecによるソフトウェアVPNからTLS 1.2に変更しました。
今まではWebサイトの閲覧すらもできなかったのが、TLS 1.2に変更することによってWebサイトが見られるようになりました。「ユーザURL設定」で設定したWebサイト(弊社の場合はこれ)も特別に用意したものでなくてもよくなったのもいいところです。

解決が難しいこともありますが(具体的には、レスポンスタイムはどうしてもオンプレミスに比べると遅くなります)、今のところはおおむね問題なく運用できているため、日レセクラウドもようやく普通に使えるようになったというのが今のところの雑感です。

特に日レセクラウドをUbuntuクライアントで運用してみたい場合は、(地域にもよりますが)弊社にご相談ください。
posted by 株式会社アプセル at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術

2019年12月27日

引っ越ししました

こんばんは。daihyouです。
昨日、事務所を移転しました。
移転と言っても元の事務所から歩いて2分程度のところが新事務所です。
(新住所)
〒532-0011 大阪市淀川区西中島3丁目11-26  Auroraビル新大阪5階

ですので、電話・FAX番号は変わりません。

弊社が日医標準レセプトソフト(ORCA)をサポートしている医療機関様から
びっくりするほど立派な胡蝶蘭を移転祝いに頂戴しました。
感謝感激です。
ran20191227.jpg

皆様のご厚情のおかげで事務所を新しく出来たことに感謝致します。


posted by 株式会社アプセル at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2019年12月04日

Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドC push-exchangerの使用は有料

報告後半年経ってもBの不具合が修正されないので、push-exchangerの使用を検討することにしました。
帳票データ取得APIを使用すると、クライアントアプリケーションとは無関係に印刷できるようになるので、この問題を回避することができます。

以前より基本的な挙動については検証済みだったのですが、より本格的に使用するべく検証を重ねていきました。A5の帳票は主に処方箋・領収書・明細書ですが、明細書に関しては帳票プラグインにはA4のサンプルしかないものの、A5になるように改変し、うまく印刷できることまでは確認しました。ただし網掛けには非対応なので(そもそもAPIで返ってこないのでどうしようもない)実用性があるかどうかは確認が必要です。

デモ環境ではひととおりうまく動くようになったで、本番環境でも実際に適用しないにせよpush-exchangerの接続テストくらいはできるので、やってみるとどうもAPIの使用が必要そうに見えます。
そこで確認を取ってみると、やはりpush-exchangerでの印刷はAPIの使用が必須で、現在は無料のプランを使用しているのでAPIを使用しないプランになっています。ということは有料のプランに変更する必要があるとのことでした。

もともとglclient2の不具合からpush-exchangerの使用を画策したものの、それが有料というのはいくらなんでもあんまりではないかと強く抗議をしたら、優先して不具合の修正をしていただけるというご連絡をいただきました。そして、先日修正されました。
posted by 株式会社アプセル at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術