Ubuntu 18.04 LTSでの納入も増えてきて、オンライン請求を同OSから行うこともまた増えてきました。
オンライン請求のOS変更届を提出し、送られてきたCD−ROMにあるIP-VPNの設定マニュアルを読むと、pppoeconfを使用するのが前提になっています。
Ubuntu 16.04 LTSではNetwork Managerを使用するのが前提になっているので、ユーザビリティが大幅に低下しています。
理由がよくわからなかったので調査してみると、Ubuntu 18.04 LTSのNetwork ManagerではIP-VPNに必要なPPPoE接続の設定はGNOMEの設定画面からはできないがnm-connection-managerを使用するとできるものの、接続や切断に関してはGUIから行えないということがわかりました。
ただしnmcliコマンドからは接続や切断ができます。ということでpppoeconfよりはいいだろうということで、シェルスクリプトを用意してnmcliコマンドを叩いてIP-VPNに接続できるようにしました。
現在PPPoEを使用しているかどうかはわかりにくいため、YADを使用してPPPoEの接続中はステータス欄にアイコンを表示するようにしました。
ほかにもいろいろと工夫をしてより簡単かつ確実にオンライン請求を行っていただけるようにしましたが、それはまた別の話です。