2016年05月11日

UbuntuでBrother HL-5450DNを使用する場合の設定について

Brother HL-5450DNは安価でPostScript互換のPDL(ページ記述言語)にも対応しており、Ubuntuでも使用しやすいプリンターです。

しかし、印刷システム(CUPS)には決まったPPDが存在せず、デフォルトではPCLを選択しますが、これにするとトレイの切り替えができないなど非常に不便です。

かといってGeneric Postscript PPDでは印刷できず、Generic PDF PPDでは用紙いっぱいに印刷されず縮小されてしまいます。

いろいろ検証した結果、HL-5250DNのBR-Script3がベストであるということがわかりました。他にもBR-Script3のPPDはあるのですが、日本で使われるB5サイズに対応していないなどの問題があります。

設定方法は[新しいプリンター]で[AppSocket/HP JetDirec]を選択し、HL-5450DNのIPアドレスを入力します。[DNS-SD経由]だと名前の解決ができないことがあるため、IPアドレスを入力するのが無難です。

HL-5450DN-1.png

入力後[進む]をクリックして[ドライバーを選択]に移り、選択されている[Generic]を無視して[Brother]を選択し、[進む]をクリックします。

HL-5450DN-2.png

[モデル]を[HL-5250DN]にし、[Brother HL-5250DN BR-Script3]が選択されていることを確認して[進む]をクリックしてください。

HL-5450DN-3.png

あとは任意に設定すれば、HL-5450DNから印刷できるようになります。
posted by 株式会社アプセル at 17:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 技術
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175256568
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック