2013年03月27日

医療辞書の更新

Ubuntu 10.04用の医療辞書はorca-medicという名前のパッケージで配布されていますが、更新されていないので内容が古くなっています。
12.04用の辞書は配布されていますが、なぜか手動でインストールすることになっています。
というわけで、12.04用の辞書を10.04で使うにはどうしたらいいのかいろいろ考えてみました。

まずorca-medicですが、前述のとおり現在パッケージのビルドができなくなっています。修正すれば可能ですが、今度は別の問題(具体的にはライセンス)が発生します。
それに、新たに作成したものよりも12.04用の医療辞書のほうが語彙が豊富らしく、またライセンス的な問題がない(GPL2で配布されている)ためこれを使ったほうが良さそうです。
あと、orca-medicはパッケージのインストール時に/etc/anthy/diclistにmedic.tを追加していますが、これはAnthyパッケージが絶対にアップデートされることがないという前提で、首を傾げます。

alt-cannadic-extraパッケージはGPL2で、かつupdate-anthy-dicsをdivertしているので、この中に新しい辞書を同梱してupdate-anthy-dicsを書き換えて有効にするのがいい手だと思いました。medic.tというファイル名は被るので、medic-precise.tというファイル名に変更しました。
update-anthy-dicsには/etc/anthy/diclistを取得する部分がありますが(そりゃそうです)、ここでmedic.tという文字列があったら削除するようにしてやれば、medic.tを無効に出来ます。
panda-client2はalt-cannadic-extraとorca-medicをrecommendしているので、どちらか片方だけをインストールしているという状態は考えなくても良さそうです。が、念のためorca-medicがない状態でupdate-anthy-dicsを動作させましたが、問題ありませんでした。
これで10.04で12.04の医療辞書を使えるようになりました。

12.04だと手動でインストールするのが面倒なので、Anthyパッケージの中に同梱しようかと考えています。
posted by 株式会社アプセル at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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