2011年08月25日

ありがとうIPSiO SP4010

RICOH IPSiO SP4010がディスコンになったようです。これは弊社で販売させていただいたプリンタでした。もちろん他にもありますが。
その前はNX96eで、SP4010との違いは電源ケーブルが着脱式か否かでした。もちろんNX96は電源ケーブルが抜けません。
更にその前はNX85Sで、NX96eとの見た目の違いはなさそうです。中身はだいぶ違うようですが。トナーもPS3モジュールも別物なので。
弊社が販売したものではありませんが、NX85Sを未だにお使いいただいているところもあります。

というわけで、SP4010のディスコンは、この系統3機種のディスコンでもあるわけで、今まで長いこと大変お世話になりました、という感じです。

後継機種はSP 4310/4300とのことです。今までの仕切りで入ってくるならかなり魅力的な価格ではあるのですが、PS3モジュールの価格は据え置きなばかりか、「使用時は、SDRAMモジュールVIII 128MB以上のメモリーが必要です。」という注記が増えており、更に費用がかかるようになったようです。標準でメモリを256MBも搭載しているので、充分だと思うのですけどね。

かといってRPDLで使用しようとするとGhostscriptの差し替えが必要になります。
このへんがもう少しどうにかなると、RPDLでも使いやすいのですけどね……。
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2011年05月30日

『オープンガイドブック OpenOffice.org 3 第2版』 本日発売

オープンガイドブック OpenOffice.org 3 第2版

というわけで、よろしくお願いします。
OOo 3.3に合わせて改訂していますが、3.4は今のところ出る見込みがないこと、ましてや3.4の日本語版は出ないこと、3.3のうちはOOoとLibreOfficeであまり大きな差がないのでLibreOfficeでも使えることを考えると、結構お買い得のように思います。
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2010年11月22日

リコーの新プロジェクタ、IPSiO PJ X3130購入。

IPSiO PJ X3130

リコーがプロジェクタに参入したということで、特別記念価格(?)で入手しました。
いやー、これはいいものですね。今までいろんなプロジェクタを使ったことがありますが、これ以上のものは見たことがありません。

まずは大きさ。コンパクトで軽いです。専用のかばんが付いてくるので、持ち運びもできます。
解像度はXGAまでですが、それよりも大きなものでも自動的に縮小してくれるので、気にする必要がありません。
画質は大変に素晴らしく、安い or 古いディスプレイよりもよっぽど綺麗に表示されます。ピントの微調整も行えるので、微妙なピント合わせも可能です。
動作確認はUbuntu 10.04で行いました。全く問題ありませんでした。

サイズ的にも大きなスクリーンには不向きですが、少〜中規模程度であれば、このモデルを選択するといいんじゃないかと思いました。

いちおう弊社でも取り扱いできるので、価格などはお問合わせいただければと思います。
(が、価格.comとかですごい値段が出てますね……)
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2010年11月12日

Microsoft Officeとその互換オフィススイートの比較C EIOffice MS2010 対応版

Ubuntu 10.04対応jma-receiptがリリースされた昨今、皆様いかがお過ごしでしょうか。
リコーもGhostscriptパッケージを公開していますし、そろそろ移行が始まりそうです。

好評だった、と言いたいところですが、ただひたすら過疎っていて時々来るエロや儲けコメントを削除しているくらいで、実のところ特に好評でも不評でもないこの連載(?)も、今回で終了となります。

最後に取り上げるのはEIOfficeです。「イーアイオフィス」です。これもやっぱり中国の「無錫永中科技有限公司(Wuxi Evermore Software,Inc.) 」が作っているのですが、何故かぐぐったらYOZOSOFTが出てくるので、Evermore Softwareという会社は(合併なり社名変更なりで?)存在しないようです。
価格は(無料のOpenOffice.orgを除くと)ダントツで安く、Amazonで3000円ちょっとで購入できます。
EIOfficeはJava VMで動いており、WindowsとLinuxで動作するのが特徴です。なぜMac OS X非対応なのかは謎ですが。それぞれ2ライセンスずつの合計4ライセンスなので、余計に安く感じます。もちろん、PCに対する縛りはあっても人に対する縛りはないので、安心して使用できます。

残念ながら互換性は今一つで、
eioffice1-mini.png
そもそもページがずれています

eioffice2-mini.png
()が左に来てしまっています。警告のたぐいも特に表示されません

eioffice3-mini.png
PHONETIC関数がエラーになっています

もちろんLinuxディストリビューションにはMS系のフォントが収録されないので、これらよりもさらにずれます。

とはいえ、価格と性能のバランスが取れているので、実はこれが一番いいのでは、とは思うものの、まぁお好きなものを選んでいただければいいですし、いろいろ試してもたいした価格にはなりません。StarSuite/Oracle Open Officeを除いて体験版もありますし。
Word/Excel/PowerPointにはビューワがあるので、これと見比べてずれを編集する、という手も使えそうです。もちろんファイルが少ない場合でないとやってられませんが。

ちなみに、Ubuntu 10.10ではうまく動作しないという報告がありますので、そこはご注意ください。
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2010年11月02日

Microsoft Officeとその互換オフィススイートの比較B Kingsoft Office 2010

Kingsoft Officeは、中国のキングソフト(金山軟件)が開発し、販売しているオフィススイートです。中国では無料のようですが、日本では定価5000円程度(Amazonだと3500円くらい)で販売されています。ちょっと高めですね。
ちなみにプリインストールやバンドル販売も行われていて、私は日本橋の某ショップでバンドル販売で購入しました。価格は秘密のようですが、定価の1/3程度です(バレバレだし……)。

おそらく今一番よく見かける互換オフィススイートで、知名度もそれなりにあるのではないでしょうか。
互換性もそれなりにあるようです。

kingsoft1-mini.png
見事にずれていません。

kingsoft2-mini.png
こちらもずれていません

kingsoft3-mini.png
さすがにPHONETIC関数はサポートしていませんが、警告を出してくれるので親切です。

……と、これだけを見るとこれで決まりか? と思ってしまいますが、ライセンスが非常に厳しく、
--引用ここから--
2.使用許諾の範囲
お客様は本ソフトウェア製品を、お客様が保有する1台のコンピュータ上で、お客様ご自身が使用する場合のみ使用することができます。
お客様の有する使用権は、非独占的ものであり、第三者に譲渡することはできません。
--引用ここまで--
となっています。すなわち、共用のコンピュータにはインストールすることができないということですね。
一人一台PCがあればいいのですけど、そうではない弊社のような場合は、残念ながら採用することができません。また、一台にしかインストールできないのも、Microsoft Officeよりも厳しいです。

動作も軽快で機能を追加することもでき、至れり尽くせりのように思えますが、ライセンスがとても厳しいということは頭に入れておかないといけないようです。
posted by 株式会社アプセル at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記

2010年10月19日

Microsoft Officeとその互換オフィススイートの比較A Oracle Open Office 3.2.1

Oracle Open Officeはもともと日本ではStarSuiteという名前でしたが、Sun MicrosystemsがOracleに買収されたことにより、名前が変更されました。OpenOffice.org 3.2.1の商用版です。
日本では今のところOracle Open Officeは販売されていませんが、StarSuite9をアップグレードするとOracle Open Officeにすることができます。ひとまずここではその方法は紹介しません。

Amazon価格で3172円で、Windows・Linux・Mac OS X・Solarisで5ライセンスまで使用できます。リコーのフォントとクリップアートやテンプレートがたくさん付いているのが特徴です。

Microsoft Officeとの互換性は、そこそこです。
oowriter1-mini.png
前のページの画像がここに来ていて、ずれていることがわかります。

oowriter2-mini.png
特にずれはなく、よく再現出来ています。

oocalc1-mini.png
PHONETIC関数はないため、#NAME?になってしまいます。

OpenOffice.orgでもほぼ同様であると考えると、無償でこれだけの互換性があるのであれば、採用されるのもむべなるかな、というところですね。
OpenOffice.orgと、そこから派生したThe Document Foundationで騒動が起きていたりと、なかなかきな臭い展開になっているのが、少々残念なところです。
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2010年10月18日

Microsoft Officeとその互換オフィススイートの比較@ Microsoft Office 2010

というわけで、何回かに分けて弊社の業務とは全く関係ないオフィススイートについて取り上げます。
記念すべき(?)1回目は定番中の定番、Microsoft Office 2010です。

いうまでもなく最もよく使われているオフィススイートで、2010はその最新版です。
値段は"Microsoft Office Home and Business 2010"で28167円(Amazon価格)とのことです。
パッケージ版は1ライセンスにつき2台までにインストールでき、うち1台はモバイルPCである必要があります。

いくつかサンプルファイルを読み込んでみました。
word1-mini.png
弊社で以前作成していたマニュアルです。Microsoft Word 2003で作成したものですが、ズレなどは全くありません。

word2-mini.png
認定システム主任者 更新に関してのアンケート【DOC】を表示させました。

excel-mini.png
日医IT認定システム主任者・認定インストラクター更新申込書【XLS】です。PHONETIC関数が使われています。

さて、これらのファイルはほかのオフィススイートで開いた場合、どの程度ずれずに表示できるのでしょうか。

安いオフィススイートはたくさんあるのに、価格が1桁違うオフィススイートを買う理由はどのへんにあるのかを、探っていければと思います。

当然ですが、弊社にいろいろオフィススイートがあるわけではなく、筆者による個人コレクション(もちろん全て正規品)です。日曜日にスクリーンショットをパシパシ撮って、いったい何をしているんでしょうか。

続く
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2010年03月10日

雑談: このブログのspamコメント

ちょっとネタを落ち着いて整理している時間がないので、ここで雑談を1つ。

最近はブログのコメントでも、いわゆるCAPTCHAを入れるところが増えていますが、このブログにはありません。なので、主にエロ方面でのspamコメントが見受けられます。
こんなマイナーブログですが、2〜3日に1つぐらいの頻度であるので、結構煩わしいです。
なので、ある時点から書き込み禁止の単語を設定するようにしてみました。通常のコメントでは使わないような単語なので、実害はないと思われます。たとえば、「女の子」「流出」「奥様」「露出」とかです。あ、カメラの話題を扱うのであれば、「露出」が禁止単語だと困りますね。

おそらくこれらの書き込みは手動で行っているのでしょう。大変興味深いことに、禁止単語を設定すれば設定するほどコメントが短くなっていってます。書き込み1ついくらの歩合制なのかもしれませんが、大変にお疲れ様です。トライ&エラーを繰り返しているところを想像すると、目頭が熱く……はなりません。
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2009年09月18日

SHARP NetWalker購入

NetWalker

一部店舗で昨日より発売、ということで、早速購入してきました。
ちなみに購入したのはヨドバシ梅田です。
Ubuntuインストール済みで店頭売りされるというのは、なかなか感慨深いものがあります。
シャープやCanonical(Ubuntuの運営母体)の手が入ってはいますが、ほとんど素のUbuntuに近いです。
キーボードは若干打ちにくいので、長文入力とかはしんどいかもしれません。
オプティカルポイントは、慣れてしまえばとても快適です。いちおうタッチパネルにも対応していますが、オプティカルポイントだけでも充分に使えるようになります。

EMOBILEの端末は、最後がHWでUSB接続のものであればだいたい使えるようです。むしろ問題はエリアの狭さかもしれません。御堂筋線なんば駅ですら使えないとか……。

そんなこんなですが、店頭で見かけられた際は一度手に取ってご覧いただくと面白いかもしれません。
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2008年05月09日

処方箋のQRコード

私事ですが、最近携帯電話を買い換えました。
以前使用していたものはかれこれ6年前の機種で、お客様に笑われたこともあります。世間では6年間も使って何も思わない当方の方がおかしいのでしょう。そしてそれは否定しません。
理由も故障した、とかではなく、キャリアがメールとWebのサービスをやめるのでという半ば強制的なものでした。

せっかく変更するのであれば何でもありのものがいいと、ワンセグ、カメラ、GPS、オサイフ、音楽、有機EL…と、機能てんこ盛りのものにしました。

それはさておき、前々から処方箋のQRコードにどのようなデータが入っているか興味がありましたが、当方の携帯電話はキャリアでカメラつきのものが発売される前のもので(J-Phoneの写メールしかありませんでした。懐かしいですね)、望むべくもありません。かといって専用の二次元バーコードリーダは非常に高価です。他の社員のものは、使い方がわかりません。
お客様にお勧めしたくても、どのようなデータが入っているのかわからなければお勧めすることもできません。

というわけで、念願のQRコードを読める携帯電話を手に入れ、認識させてみました。
超高速でデータを正確に読み取ってくれ、問題なく表示できることを確認しました。

これでお客様にお勧めすることができます。

…なんというか、新しい携帯電話はいいですねという話にしかなっていませんね…。やっぱりそれも否定しません。
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