2019年11月22日

Ubuntu 18.04 LTSとオンライン請求のIP-VPN接続

Ubuntu 18.04 LTSでの納入も増えてきて、オンライン請求を同OSから行うこともまた増えてきました。

オンライン請求のOS変更届を提出し、送られてきたCD−ROMにあるIP-VPNの設定マニュアルを読むと、pppoeconfを使用するのが前提になっています。
Ubuntu 16.04 LTSではNetwork Managerを使用するのが前提になっているので、ユーザビリティが大幅に低下しています。

理由がよくわからなかったので調査してみると、Ubuntu 18.04 LTSのNetwork ManagerではIP-VPNに必要なPPPoE接続の設定はGNOMEの設定画面からはできないがnm-connection-managerを使用するとできるものの、接続や切断に関してはGUIから行えないということがわかりました。

ただしnmcliコマンドからは接続や切断ができます。ということでpppoeconfよりはいいだろうということで、シェルスクリプトを用意してnmcliコマンドを叩いてIP-VPNに接続できるようにしました。

現在PPPoEを使用しているかどうかはわかりにくいため、YADを使用してPPPoEの接続中はステータス欄にアイコンを表示するようにしました。

ほかにもいろいろと工夫をしてより簡単かつ確実にオンライン請求を行っていただけるようにしましたが、それはまた別の話です。
posted by 株式会社アプセル at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術

2019年08月07日

Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドB 用紙サイズがA4になってしまう!

これですべての問題が解決したのかと思っていたら、そうではありませんでした。
クライアント印刷をすると用紙サイズが必ずA4になります。すなわち処方箋や領収書などA5の帳票を印刷してもA4になってしまいます。

これは困りました。特にワークアラウンドも思いつかなかったので(OSCより提示されたものもありますが現実的に運用が不可能でした)、monsiajと併用していただくことになりました。ご存知のとおりUbuntuでmonsiajを使用するのは非常に強い制限があり、正直かなり使いにくいです。
即座に現象の報告を行い、バグ登録されたようですが、その後進捗はないようです。

これはクライアント印刷の問題であり、日レセクラウド云々は無関係なので、今まで誰もglclientでクライアント印刷を行った人はいないということなのでしょう。
オンプレミスであればそれで問題ありませんが、クラウドだとクライアント印刷必須なので、修正されないのはすごく困ります。いよいよとなったら帳票データ取得APIを使用して印刷することも検討しなくはいけないのでしょうか。こちらはクライアント印刷ではないので影響を受けないことはわかっています。

一刻も早い修正を望んでいます。
posted by 株式会社アプセル at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術

2019年08月01日

Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウドA 印刷ができない!

時期的に日レセクラウドのクライアントをUbuntu 18.04 LTSにすることにし、検証していくと印刷(クライアント印刷)が全くできないことに気づきました。

ログを見てみると、どうもSSLで通信できていなさそうだったので、関連ライブラリというかpanda一式をビルドし、検証してみたものの特に動作に変わりなく、これはUbuntu 18.04 LTSのライブラリによるものだなと判断してOSCに報告しました。

するとほぼ見立てどおりで、4月8日にアップデートがリリースされました。迅速な対応でありがたかったです。

同時に、他にはUbuntu 18.04 LTSで日レセクラウドを納品したところはないのだなということを知ったのです。
posted by 株式会社アプセル at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術

2019年07月01日

Ubuntu 18.04 LTSと日レセクラウド@ L2TP/IPsec

しばらく放置していましたが(そして読んでいる方がいるとは思えないのですが)、よーーーやく少し時間ができたので、表題の件に関して数回に分けてお届けします。なお一部フィクションも交えていますがおおむね実際に体験したことで、ありがたいことに現在日レセクラウドをお使いのお客様をサポートしております。

日レセクラウドのセキュリティは過剰とも思えるほどに強固で、VPN+SSL認証となっています。VPNはルーターとソフトウェアから選択でき、後者は技術的にはL2TP/IPsecです。

L2TP/IPsecは広く普及しているVPNでお使いの方も多いでしょう。Ubuntuでももちろんサポートされているのですが日レセクラウドのUbuntu用設定マニュアルを読むとstrongswanとxl2tpdを直接使う方法が紹介されており、もうこの時点で心が折れてしまうような気がしています。

GUIのフロントエンドとしてNetworkMananger-l2tpがあり、Ubuntuのリポジトリにもパッケージがあります

これで設定や運用が格段に楽になり、またNetworkManagerがフロントエンドになるということはnmcliコマンドも使用できるようになり、スクリプトを書けばログイン後自動的にVPNに接続してglclient2を起動する、なんてことができるようにもなります。

設定にコツがいるのと、過去に一度だけよくわからない動きをした(設定があるにもかかわらず接続できない)ことがあることが懸念事項でしょうか。ちなみに設定を削除して再設定すれば接続できるようになり、以後は起きていません。

あとNetworkManagerにバグがあり、VPNに接続して切断すると名前が解決できなくなります。この回避策が有効です。
posted by 株式会社アプセル at 18:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術

2018年11月21日

Ubuntuのサポートが10年に

こんにちわ。Daihyouです。
Ubuntu18.04LTSからサポートが10年に延長されるそうです。
https://japan.zdnet.com/amp/article/35128757/

Ubuntu 16.04も10年に延長される予定が有るらしく、
これがUbuntu普及の弾みになれば良いなと思っています。
ガンバレ!
posted by 株式会社アプセル at 14:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年08月01日

SSL化

遅すぎる気もしますが、appcel.jpのSSL化を行いました。
ただし一部外部リンクを使用しているページもあり、そちらは不完全なものになっております。

さくらのレンタルサーバだと簡単にLet's Encryptを設定できるということで、そちらを使用させていただいてます。
企業サイトならSSLの証明書を買ったほうがいい気もしますが、ひとまずということで……。
posted by 株式会社アプセル at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術

2018年05月27日

Ubuntu18.04 日本語Remixがリリース

Ubuntu18.04 日本語Remixがリリースされましたね。おめでとうございます。
Ubuntu Japanese Teamの皆様、Ubuntu本家の皆様、GNU/Linuxに関わる皆様、DataBaseやコンピュータ言語の開発普及に関わる皆様、その他OSSを支える皆様、本当にありがとうございます。

まだ最新の日本語Remixをインストールしていない(今は遊びで使っても良い環境がない)のですが、
デフォルトの日本語フォントがこれまでのTakaoフォントから
NotoCJKフォントとか言う新しいフォントに変わるそうです。

Noto Sans CJK(ゴシック体)、Noto Serif CJK(明朝体)が用意されていて、
とても綺麗なフォントに見えたので使ってみるのが楽しみです。

日医標準レセプトソフト(ORCA)では、今年の10月からサポートOSとしてお目見えする計画になっています。
数えきれないくらい大勢の方のお陰でリリースが継続され、弊社も仕事が継続できることに重ねて感謝申し上げます。

posted by 株式会社アプセル at 18:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年03月24日

Java10リリース

Java10がリリースされましたね。昨年秋にJava9がリリースされていますので、
半年ごとのバージョンアップと知ってはいるもののとても早く感じてしまいます。

JavaのリリースもUbuntuのリリースと同じように、
LTS(Long Term Suppor)という考え方が導入され、
今年の秋にリリース予定のJava11がLTSにあたります。
エンドユーザーの稼働環境(本稼働環境)はLTSに該当するバージョンで
納品するケースが多いと推察できます。

OracleJDKが無償でリリースされるのがこのバージョンで最後らしく、
「困った事だ」と聞きますが、私はずっとOpenJDK
"sudo apt-get install openjdk-8-jdk"でゲットして使っていて、困るなという感覚はありません。
日医標準レセプトソフト(ORCA)のmonsiajも以前から
OpenJDKの環境下で動かしていますが、全く差し支え無く、快適です。
みなさんもどうぞOpenJDKをお試しください。
posted by 株式会社アプセル at 11:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2018年02月02日

RICOH SP 2200LはUbuntuからでも印刷できる

RICOH SP 2200LGDIプリンターということになっていますが、それだとWindows専用のはずなのにMacやLinuxにも対応していることになっています。

どういうことかと思ってドライバー(PPD)を確認してみると、なんとPCLプリンターではありませんか。

価格も安かったので購入し、このドライバーを試してみたらA4は印刷できますがB5はそもそも非対応、A5はエラーが印刷されるという、もう少し品質管理をしっかりやって欲しいなというクオリティでした。

PCLプリンターであれば汎用ドライバーを使用すればいいということで、いろいろと試してみると「Generic PCL 6/PCL XL LF Printer - CUPS+Gutenprint」でA4、A5、B5共に印刷できました。
ただし専用のドライバーほどきれいには印刷できません。とはいえ、価格や維持するためのコストパフォーマンスはなかなかいいと思います。もちろん印刷枚数が少ない場合はですが。続きを読む
posted by 株式会社アプセル at 17:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2017年10月27日

フレッツ光プレミアムファミリータイプからフレッツ光ネクストマンションタイプに変更

この度、社内のインターネット回線をフレッツ光プレミアムファミリータイプからフレッツ光ネクストマンションタイプに変更に変更しました。
弊社の状況の特異な点としては、まずビル内で唯一外から回線を引いていたことです。理由は非常に単純な話で、入居した際はビル内にインターネット回線は引かれておらず、入居後に敷設されました。
あとはISP(ぷらら)で固定IPアドレスオプションを契約していることです。弊社はリモート接続にSSHを使用しており、セキュリティを保つためにTCP Wrapper(いつまで使えるのかわかりませんが)を使用してSSHデーモンへのアクセス元を制限しています。
ぷららが独特なのかどうかは知りませんが、固定IPドレスオプションで割り当てられているIPアドレスはちょっとしたことで変わってしまいます。一度ファミリータイプからマンションタイプへの切り替えを大家に打診されたことがありますが、ぷららに問い合わせたところ、そのプラン変更でも割り当てられるIPアドレスは変わってしまうということでその話は流れました。

現在NTT西日本はフレッツ光プレミアムからフレッツ光ネクストへの移行を進めており、弊社もこの流れに乗らないわけには行きません。最初はフレッツ光プレミアムファミリータイプからフレッツ光ネクストファミリータイプへの移行であれば固定IPアドレスが変わらないと認識していましたが、ぷららに問い合わせると変わるということだったので、では一念発起してフレッツ光ファミリータイプからフレッツ光ネクストマンションタイプに切り替えるということになりました。

問題はいかにスムーズに移行するかで、弊社でサポートしている殆どのお客様のところにログインし、固定IPアドレスを変更する必要があります。しかし、切り替え後だと新しい固定IPアドレスはわかるものの古い固定IPアドレスは失われてしまうため、リモート接続できなくなってしまいます。よって、ここで一計を案じることにしました。

新規にアカウントを取得すると事前に固定IPアドレスがわかります。そしてぷららは申し込み月は無料なため、月初に申し込みをして回線切替日までに殆どのお客様のところにログインしてTCP Wrapperの設定を変更し、回線切替日に新しいアカウントで接続し、古いアカウントを解約することにしました。また運がいいことに、キャンペーンで現在のアカウントが有効なうちはずっと月額800円(税抜)割引になります。

これだと古いアカウントの解約を忘れなければぷららの料金は1アカウント分のみかかることになります。フレッツ光ネクストはマンションタイプにするだけで月額料金が下がります。もちろん古いアカウントが生きているうちにTCP Wrapperの設定を追加しておけば新しいアカウントになっても引き続きリモート接続が行えます。すなわち余裕を持って移行作業ができ、余計な費用は一切かからないどころか、来月から固定費用の削減が可能になりました。

今月25日に切り替え工事が行われましたが、これといった問題はありませんでした。ヤマハのルーターの機能でVPN接続しているお客様のところへは即座には繋がりませんでしたが、工事完了後4時間ほどで自動的に再接続したようです。事前にリモート接続できなかったお客様も1件だけありましたが、それは全く別の理由でした。

というわけで、回線の大幅な変更であってもスムーズに行えるケースはあるというお話でした。
posted by 株式会社アプセル at 15:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 技術