こんにちは、daihyouです。
お客様から自賠責の場合の診療費計算に関してお問い合わせを受けました。
自賠責には健保準拠と労災準拠の計算があってレセプトの書式が違う、程度しか知らなかったのですが、
インストラクタに聞くと、普通の診療所であれば、労災準拠は1点12円固定、
健保準拠は色々(15円、20円など)だそうです。
最近はほとんど労災準拠で扱うらしく、これを新様式、一方健保準拠は旧様式と
呼ばれるとのことです。
労災準拠で請求する際でも、文書料は労災と違って任意なので、前もって設定する必要が有ります。
勉強になりました。
2016年08月19日
2016年07月24日
ORCA-APIの転帰区分
こんにちはdaihyouです。
先日ORCA-APIを触っていて、意外なことがわかりました。
APIで定義されている患者病名の転記区分とORCA内部での転記区分とは別だと言うことです。
ORCA内部では1:治癒、2:死亡、3:中止、8:移行 ですが、
APIでは、F:治癒、D:死亡、R:軽快、N:不変、S:後遺症残、U:不明、W:悪化 です。
APIから上記の区分を渡すと、ORCAが変換するのでしょうね。
CLAIMを実装していれば、周知なんだとか。
勉強になりました。
先日ORCA-APIを触っていて、意外なことがわかりました。
APIで定義されている患者病名の転記区分とORCA内部での転記区分とは別だと言うことです。
ORCA内部では1:治癒、2:死亡、3:中止、8:移行 ですが、
APIでは、F:治癒、D:死亡、R:軽快、N:不変、S:後遺症残、U:不明、W:悪化 です。
APIから上記の区分を渡すと、ORCAが変換するのでしょうね。
CLAIMを実装していれば、周知なんだとか。
勉強になりました。
2016年07月15日
セミナーを開催します
こんにちは。daihyouです。
この度、ワークブレイン株式会社様と共同でセミナーをやらせて頂く事になりました。
印刷書式作成ツールのJaspersoftStudio、
レポート生成ライブラリのJasperReportsLibrary、
BIツールのJasperReportsServer
これらにご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
月1回開催で全6回、内容は6回とも同じです。東京開催も大阪開催もあります。
ご参加をお待ちしております。
この度、ワークブレイン株式会社様と共同でセミナーをやらせて頂く事になりました。
印刷書式作成ツールのJaspersoftStudio、
レポート生成ライブラリのJasperReportsLibrary、
BIツールのJasperReportsServer
これらにご興味をお持ちの方は是非ご参加ください。
詳しくはこちらをご覧ください。
月1回開催で全6回、内容は6回とも同じです。東京開催も大阪開催もあります。
ご参加をお待ちしております。
2016年07月05日
シェルスクリプトから日医標準レセプトソフトAPIを叩く
先日ORCAカンファレンス2016に参加してきたのですが、今後はデータベースから直接データを取得するのではなく、APIから取得してくださいと言われたので、シェルスクリプトからでもできるのか挑戦してみました。
ここでの例は、ORCAサーバーのホストがlocalhost、ポートが8000、ユーザー名がormaster、パスワードがpassword、患者番号は000001です。
APIはGETメソッドで取得できるため、curlコマンドが使えそうです。また、結果はXMLで返ってくるため、xmllintコマンドで必要なデータを抽出できそうです。xmllitコマンドはlibxml2-utilsパッケージに含まれているため、最初にインストールしてください。
まずはHTTPヘッダーを確認します。次のコマンドを実行します。
$ curl -X GET 'http://localhost:8000/api01rv2/patientgetv2?id=000001' -I -u ormaster:password
次の結果が返ってくれば成功です。
HTTP/1.1 200 OK
Date: Tue, 05 Jul 2016 05:46:43 GMT
Server: glserver/1.4.9
Content-Type: application/xml
Content-Length: 2500
HTTPのステータスの意味を解説したりはしません。
いよいよ患者情報のXMLを取得します。
$ curl -X GET 'http://localhost:8000/api01rv2/patientgetv2?id=000001' -u ormaster:password -o patient.xml
取得したXMLをpatient.xmlとして保存しています。
patient.xmlの中身を確認します。
$ xmllint --shell patient.xml
シェルの使い方はman xmllintで確認してください。
いよいよ患者氏名を取得します。
$ xmllint --xpath "/xmlio2/patientinfores/Patient_Information/WholeName/text()" patient.xml |nkf -w80 --numchar-input
何故か結果がUnicode文字参照で返ってくるため、nkfコマンドでUTF-8に変換しています。nkfコマンドはjma-receiptがセットアップされている環境であればインストールされているはずです。
ここでの例は、ORCAサーバーのホストがlocalhost、ポートが8000、ユーザー名がormaster、パスワードがpassword、患者番号は000001です。
APIはGETメソッドで取得できるため、curlコマンドが使えそうです。また、結果はXMLで返ってくるため、xmllintコマンドで必要なデータを抽出できそうです。xmllitコマンドはlibxml2-utilsパッケージに含まれているため、最初にインストールしてください。
まずはHTTPヘッダーを確認します。次のコマンドを実行します。
$ curl -X GET 'http://localhost:8000/api01rv2/patientgetv2?id=000001' -I -u ormaster:password
次の結果が返ってくれば成功です。
HTTP/1.1 200 OK
Date: Tue, 05 Jul 2016 05:46:43 GMT
Server: glserver/1.4.9
Content-Type: application/xml
Content-Length: 2500
HTTPのステータスの意味を解説したりはしません。
いよいよ患者情報のXMLを取得します。
$ curl -X GET 'http://localhost:8000/api01rv2/patientgetv2?id=000001' -u ormaster:password -o patient.xml
取得したXMLをpatient.xmlとして保存しています。
patient.xmlの中身を確認します。
$ xmllint --shell patient.xml
シェルの使い方はman xmllintで確認してください。
いよいよ患者氏名を取得します。
$ xmllint --xpath "/xmlio2/patientinfores/Patient_Information/WholeName/text()" patient.xml |nkf -w80 --numchar-input
何故か結果がUnicode文字参照で返ってくるため、nkfコマンドでUTF-8に変換しています。nkfコマンドはjma-receiptがセットアップされている環境であればインストールされているはずです。
2016年05月21日
Win10アップグレード騒ぎ
こんにちわ。daihyouです。
ここ3日ほど連続して、お客様から朝一番に「勝手にWindows10になってしまった」と
お電話を頂き、バタバタしてしまいました。
最初に連絡があったお客様には「勝手にはアップグレードされません。OKしないと
アップグレードされませんよ。」と答えたのですが、後になって
どうやら本当に「勝手に」アップグレードが実行さたとしか考えられない
という状況が判ってきました。
お電話くださった方、申し訳ありません。。
当社では、アップグレードをご希望の際は事前に当社にご連絡いただくように
お願いしていたのですが、対策を変更しなければなりません。
昨日その対策について相談していて、少し遅くなったのでPCの電源を落として
帰ろうと思ったら、経理・総務事務用のWin7PCが「ようこそWindouws10へ」と
表示されていました。
Oh!!!自社の事を忘れてた!
私のデスクのPCはUbuntuなので安心です。
UbuntuはデスクトップOSとしても良いと思いますよ。
手元のPCをUbuntu16.04にアップグレードするタイミングを思案するのも楽しいですね。
ここ3日ほど連続して、お客様から朝一番に「勝手にWindows10になってしまった」と
お電話を頂き、バタバタしてしまいました。
最初に連絡があったお客様には「勝手にはアップグレードされません。OKしないと
アップグレードされませんよ。」と答えたのですが、後になって
どうやら本当に「勝手に」アップグレードが実行さたとしか考えられない
という状況が判ってきました。
お電話くださった方、申し訳ありません。。
当社では、アップグレードをご希望の際は事前に当社にご連絡いただくように
お願いしていたのですが、対策を変更しなければなりません。
昨日その対策について相談していて、少し遅くなったのでPCの電源を落として
帰ろうと思ったら、経理・総務事務用のWin7PCが「ようこそWindouws10へ」と
表示されていました。
Oh!!!自社の事を忘れてた!
私のデスクのPCはUbuntuなので安心です。
UbuntuはデスクトップOSとしても良いと思いますよ。
手元のPCをUbuntu16.04にアップグレードするタイミングを思案するのも楽しいですね。
2016年05月13日
Ubuntu16.04 LTS 日本語Remix リリース
こんにちわ。daihyouです。
Ubuntu 16.04 LTS日本語 Remixがリリースされましたね。
今回も多くの方々のご尽力のおかげで、我々が利用できます。本当にりがとうございます。
当社ももっとUbuntuに貢献できるように力を付けたいと思います。
リリースノートやダウンロードは
https://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu1604-ja-remix
からどうぞ。
buntu 16.04 (Xenial Xerus)はLTSなので5年間サポートですね。
Ubuntu 16.04 LTS日本語 Remixがリリースされましたね。
今回も多くの方々のご尽力のおかげで、我々が利用できます。本当にりがとうございます。
当社ももっとUbuntuに貢献できるように力を付けたいと思います。
リリースノートやダウンロードは
https://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu1604-ja-remix
からどうぞ。
buntu 16.04 (Xenial Xerus)はLTSなので5年間サポートですね。
2016年05月11日
UbuntuでBrother HL-5450DNを使用する場合の設定について
Brother HL-5450DNは安価でPostScript互換のPDL(ページ記述言語)にも対応しており、Ubuntuでも使用しやすいプリンターです。
しかし、印刷システム(CUPS)には決まったPPDが存在せず、デフォルトではPCLを選択しますが、これにするとトレイの切り替えができないなど非常に不便です。
かといってGeneric Postscript PPDでは印刷できず、Generic PDF PPDでは用紙いっぱいに印刷されず縮小されてしまいます。
いろいろ検証した結果、HL-5250DNのBR-Script3がベストであるということがわかりました。他にもBR-Script3のPPDはあるのですが、日本で使われるB5サイズに対応していないなどの問題があります。
設定方法は[新しいプリンター]で[AppSocket/HP JetDirec]を選択し、HL-5450DNのIPアドレスを入力します。[DNS-SD経由]だと名前の解決ができないことがあるため、IPアドレスを入力するのが無難です。

入力後[進む]をクリックして[ドライバーを選択]に移り、選択されている[Generic]を無視して[Brother]を選択し、[進む]をクリックします。

[モデル]を[HL-5250DN]にし、[Brother HL-5250DN BR-Script3]が選択されていることを確認して[進む]をクリックしてください。

あとは任意に設定すれば、HL-5450DNから印刷できるようになります。
しかし、印刷システム(CUPS)には決まったPPDが存在せず、デフォルトではPCLを選択しますが、これにするとトレイの切り替えができないなど非常に不便です。
かといってGeneric Postscript PPDでは印刷できず、Generic PDF PPDでは用紙いっぱいに印刷されず縮小されてしまいます。
いろいろ検証した結果、HL-5250DNのBR-Script3がベストであるということがわかりました。他にもBR-Script3のPPDはあるのですが、日本で使われるB5サイズに対応していないなどの問題があります。
設定方法は[新しいプリンター]で[AppSocket/HP JetDirec]を選択し、HL-5450DNのIPアドレスを入力します。[DNS-SD経由]だと名前の解決ができないことがあるため、IPアドレスを入力するのが無難です。

入力後[進む]をクリックして[ドライバーを選択]に移り、選択されている[Generic]を無視して[Brother]を選択し、[進む]をクリックします。

[モデル]を[HL-5250DN]にし、[Brother HL-5250DN BR-Script3]が選択されていることを確認して[進む]をクリックしてください。

あとは任意に設定すれば、HL-5450DNから印刷できるようになります。
2016年04月16日
ORCAでの処方箋一般名記載
こんにちわ。daihyouです。
今年4月の診療報酬改定で、一般名処方加算が
一般名処方加算1(3点)と一般名処方加算2(2点)に別れました。
そのために、当社では一般名処方加算の算定についてのお問い合わせが多数ありました。
ただし、「点数が2つに分かれた」ということについてのお問い合わせではなく、
「これを機に当院も処方箋は一般名で記載し、一般名処方加算を算定するように変更するから
レセプトコンピュータを変更してください」というご要望です。
最近はORCAを実際に触ったり、自分で設定したりする機会が減っていて、基本的な仕組みについての記憶が
怪しくなっていたので、4年前の資料を改めて確認しました。
過去の資料も閲覧可能なのはありがたいです。
今年4月の診療報酬改定で、一般名処方加算が
一般名処方加算1(3点)と一般名処方加算2(2点)に別れました。
そのために、当社では一般名処方加算の算定についてのお問い合わせが多数ありました。
ただし、「点数が2つに分かれた」ということについてのお問い合わせではなく、
「これを機に当院も処方箋は一般名で記載し、一般名処方加算を算定するように変更するから
レセプトコンピュータを変更してください」というご要望です。
最近はORCAを実際に触ったり、自分で設定したりする機会が減っていて、基本的な仕組みについての記憶が
怪しくなっていたので、4年前の資料を改めて確認しました。
過去の資料も閲覧可能なのはありがたいです。
2016年01月15日
Ubuntu 14.04 での日本語入力の問題を解決
……したつもりです。
Ubuntu 14.04での日本語入力システム(インプットメソッド)はIBusとFcitxの両方をサポートしています。
そしてFcitxで納入したところ、タイミングによっては英語キーボードになってしまうという問題が起こりました。Fcitxで解決を試みたものの、どうやっても14.04では無理ということになり、IBusでなんとかできないか検討することにしました。
IBusの問題はなんといってもプロパティパネルで、前述の指示に従って常に表示すると見にくく、また鬱陶しくてしょうがありません。
というわけで、IBusを1.5.10までアップデートし、いくつかのパッチをcherry-pickし、更にソースコードを改変することによって以下の表示になりました。
ポイントは、
1. プロパティパネルは常時表示
2. ただし右下に表示
3. 左側のハンドルの色を濃くし、どこをつかめばいいのかわかりやすく
4. 表示位置は解像度1024x768でいい感じの位置に表示するように
の4点です。
まだ納入はしていませんが、これで万事うまく行けばいいのですが。
Ubuntu 14.04での日本語入力システム(インプットメソッド)はIBusとFcitxの両方をサポートしています。
そしてFcitxで納入したところ、タイミングによっては英語キーボードになってしまうという問題が起こりました。Fcitxで解決を試みたものの、どうやっても14.04では無理ということになり、IBusでなんとかできないか検討することにしました。
IBusの問題はなんといってもプロパティパネルで、前述の指示に従って常に表示すると見にくく、また鬱陶しくてしょうがありません。
というわけで、IBusを1.5.10までアップデートし、いくつかのパッチをcherry-pickし、更にソースコードを改変することによって以下の表示になりました。
ポイントは、
1. プロパティパネルは常時表示
2. ただし右下に表示
3. 左側のハンドルの色を濃くし、どこをつかめばいいのかわかりやすく
4. 表示位置は解像度1024x768でいい感じの位置に表示するように
の4点です。
まだ納入はしていませんが、これで万事うまく行けばいいのですが。
2016年01月08日
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
明日ですが、大阪で初めてLibreOffice mini Conferenceが開催されます。
http://libojapan.connpass.com/event/23688/
ちなみに私は所用があって参加できません。(泣)
また、LibreOfficeについて、以下のような報告も見うけられ、
http://gihyo.jp/lifestyle/column/newyear/2016/libreoffice-prospect
盛り上がりを予感させる年明けとなりました。
数年前まではスーツな世界の人(一応私もそうです)たちの間で、OSSでビジネスしていますと
自己紹介すると、もの珍しげな反応がありましたが、昨年あたりから皆さん自然に「オープンソース」と
口にされます。
LibreOfficeに限らず、スーツな世界でもOSSが本格的に認められる年になりそうな気がします。
本年もよろしくお願いします。
明日ですが、大阪で初めてLibreOffice mini Conferenceが開催されます。
http://libojapan.connpass.com/event/23688/
ちなみに私は所用があって参加できません。(泣)
また、LibreOfficeについて、以下のような報告も見うけられ、
http://gihyo.jp/lifestyle/column/newyear/2016/libreoffice-prospect
盛り上がりを予感させる年明けとなりました。
数年前まではスーツな世界の人(一応私もそうです)たちの間で、OSSでビジネスしていますと
自己紹介すると、もの珍しげな反応がありましたが、昨年あたりから皆さん自然に「オープンソース」と
口にされます。
LibreOfficeに限らず、スーツな世界でもOSSが本格的に認められる年になりそうな気がします。
本年もよろしくお願いします。